新人が陥りがちな申し送りの落とし穴

新人だと特に、申し送りで失敗したり、先輩の看護師に突っ込まれてしまうことがあるでしょう。それにはしっかりと理由があるようです。

例えば、わからないことを質問される場合がありますよね。
「その注射は何時にすると指示されたの?」「薬の投与時間に変更があったか?」など、時間や量などの確実な数字の答えが求められているような質問です。しかし、ここで陥りやすい失敗は、「自分ができないと思われて詰められている」と勘違いしてしまい、その場で咄嗟に曖昧な答えを返答してしまうことです。
曖昧な返答を続けることで、その場の相手を怒らせたりしてしまうだけで済むならまだしも、もし信頼を失うことになれば、今後にも関わってきます。もし、わからないことを質問されたら、「後で報告します。」「すみません。把握できていませんが、後程確認します。」と現状をはっきりと伝えることが大切です。そして、申し送り後でも、相手に確認してから正確な情報を伝えましょう。

申し送りは慣れないと緊張してしまい、失敗したと感じることもあるかもしれません。ですが、自分が自信をもって話せるようにしっかりと下準備をして、頭の中でイメージトレーニングをしておくのもよいでしょう。
イメージすることによって、ここに質問や突っ込みが入るかもしれない…と予測することができます。まずは落ち着いて、一度申し送りの内容を頭の中で反復してみましょう。これも緊張による失敗を未然に防ぐコツです。
さらに、「これを知っておけば大丈夫!」という申し送りのコツが紹介されているこちらのサイトで事前に学習しておくのもよいでしょう。